|
| 露出レポート その７９ 『耐える』 えらく回り道をして、普通の夫婦としての関係をスタートさせた私たち。 じゃれあうように露出を楽しんでいました。しばらくは。 ただ撮る側と撮られる側の立場が均等ではないため、結論から言えば、あっという間に破綻しました。 今までは無理をしても「ハードな露出命令」として受け止めることが出来たKT♀。 しかし一般の夫婦のような同じ力関係を持った今、同じことを、いや、少しでも無茶をすればクレームの嵐。 考えてみれば当たり前の話。 前に書いたとおり、普通の夫婦が露出撮影に挑めば、恐らく同じことになるでしょう。 さて撮影のレポートですが、まず一枚目から躓きました。 窓際に立ち、こちらを向いてスカートを上げて撮ったのですが、顔が変だったのです。 要するに完全にやる気のない表情。 口を真一文字に結び、そのまま横に伸ばし、口角を下げた感じ（あまりにむかつく表情なのでカット。是非鏡の前でやってみてください。） 「ちょっと・・顔が変だな(笑)」 「あっそ。じゃどうすれば納得できるわけ？」 「・・・もう後ろ向きでいい」 そんなやりとりでまずは私がカチンときてました。 そして後ろ向きで一枚目(右サムネイル上参照) 撮るには撮ったのですが、シャッターのタイミングがずれ、私が特にこだわっている「後ろに何かある状態」にはならず、どうも納得できません。 「ごめん。失敗したからもう一回」 そういってからタイミングを見計らうこと数分。 いいと思った時には人が通ったり、時間切れでデジカメの電源が切れてしまったり。 それでも何とか撮ったものの、結局背景に車を完全にとらえきれず(右サムネイル二段目参照) どうも納得のいかない私。 そんなやりとりがあって、今度はKT♀の方がカチン。 「いい加減にしてくれない？こっちの身にもなってよ」 今にも一触即発しそうなお互いの雰囲気。 そこで場所を変え、あと数枚撮ったらやめて買い物することにしました。 「格好よくお尻をビシッと撮って今日はやめよう」 「わかった」 「格好良くだぞ。昔みたいなお尻だけ変に突き出しちゃだめ。前屈みにならないようにね。」 「わかったって」 そしていざ撮影。 結局前屈み気味になってしまいました(右サムネイル三段目参照) 「だから違うって！」 「何が？」 「・・・・・・じゃあやっぱり胸の方撮ろう」 「・・・ち！」 不穏な空気。 |
|
|||||
| しかしここで終わるのは、気分的に中途半端とお互いに感じていました。 「じゃあそこで服めくって」 「めくれるわけないじゃん」 「どうするの？」 「上から出すならいいよ」 「わかった。じゃあ笑顔でよろしくね」 そして撮影。この時の表情が私のトラウマになるとは。  これはCDROMにも収録しません。 最初に撮った時に気に入らなかった表情に輪をかけて気持ち悪い笑顔。 真一文字に閉じた口を横に伸ばし、無理やり口角を上げた顔。 撮影後デジカメを確認し、KT♀に聞きました。 「なんだよ、この顔」 「なにが？なんか文句あるの？笑ってるでしょ」 「お前今までこうやって笑ったことあるのか？」 「知らない。笑えっていうから笑ったんでしょ。文句言わないでよ」 「笑ってないだろこれは」 「・・・笑えるわけないでしょ！バカじゃないの？」 以下不毛なやりとりで大喧嘩すること1時間半。 一向に事態は進展せず、時間だけが過ぎていきます。 「笑えばいいんでしょ笑えば」 椅子に座りながら胸を出し笑うKT♀(右サムネイル四段目参照) いくらかまともな笑顔で、私も少し落ち着いてきましたが・・ 「ほら、早く撮んな。これで満足なんでしょ」とKT♀の捨て台詞。 目を閉じ完全に呆れた表情(右サムネイル下段参照) そのやりとりで完全に私がキレました。 そこから30分、またも大喧嘩。 結局最後はKT♀が折れ、撮影再開となったものの、その後笑顔を見せることはありませんでした。   への字口で完全にふてくされてます。 これもCDROMにも収録しません。封印します。 お互いに嫌悪感を抱きつつ帰宅。二人とも何かに耐えながら・・。 その後仲直りの露出撮影に挑みますが、そこで完全にとどめの一発。 それは次回のレポートにて。 |
